2008/02/10
 六義園雪景色
 散歩

2002/11/24
 六義園夜間
 ライトアップ

2001/11/27
 六義園夜間
 ライトアップ

【六義園雑記帳】……(3)【麩の心】
●●今日の寄り道→【シイノミの落ち方】


カメはコイより緩慢である。
 
六義園の池に餌をまくと、巨大なコイに押しのけられ、ひっくり返され、時には大きな口で頭ごとしゃぶられたりする動作が鈍いカメであるが故の悲哀を目の当たりにする。
 
六義園内を歩いていたらカルガモが数羽、橋の下に集まっていて餌の「麩(ふ)」をまくガイジン目当てに群れているらしい。
 
英語で「麩」を何というのだろうと気になり、その場でガイジンに訪ねる語学力も度胸もないので、さっそくカバンからPocketPCを取り出して辞書検索してみたら“bran”もしくは“wheat bran”と言うらしい。
 
だけど“bran”というのは小麦をひいて粉にした時に残る皮の屑のことであり、欧米人は洗剤がわりに使ったり、牛馬の餌にしたりするわけで、カメやコイやカモにやる餌だから“bran”で当たらずとも遠からずだけど、それは「麩」ではなくて「ふすま」なのであり、大切に取り出したグルテンで作った「麩」は“bran”とは違うんじゃないかと思う。
 
「ノー、ノー、これは“bran”じゃなくて“Fu”です。あんたらみたいな栄養過剰な人種はカメやコイやカモを見習って“Fu”を食べるべきです」
 
と、言ってやりたかったりする。

onMouseOver

コイはカモより緩慢である。
 
六義園の池に麩をまくガイジンの目の前で、オレンジ色の水かきに押しのけられ、蹴り飛ばされ、時には黄色いくちばしの先でつつかれたりする動作が鈍いコイであるが故の悲哀を目の当たりにする。
 
緩慢であるが故の数少ない恩恵と言えば長命なことであり、カメはコイより緩慢なるが故に長生きであり、コイはカモより緩慢なるが故に長生きであり、日本人はガイジンが食べない「ふすま」を食べる(よく知らないが、ガイジンはオートミールは食べるけどふすまは牛馬の餌にしてるんじゃないかな?)が故に長生きである。
 
ガイジンが「麩」をまいているのを見ただけで、どうしてこんなにエキサイトしなくてはならないのだろう。

[Data:SONY Cyber-shot DSC-F707]



【シイノミの落ち方】
六義園内でも、東大農学部脇を根津方面に下る言問通り沿いでも、シイノミがパチパチ音を立てて地面に落ちている。今年は当たり年なのか、六義園でも東大農学部脇でも落ちてきたシイノミが頭に命中してチクッと痛かった。

公共広告だったか、地震の際に割れた窓ガラスの破片はなぜか尖った方から落ちて来るから気をつけろ、というものがあったが、シイノミも尖った方から落ちて来るのだろうか。

[Data:SONY Cyber-shot DSC-F707]