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2008年07月20日(日曜日)の日記
■寸止めとラーメン


静岡市清水区神田町。
実家片付けを手伝ってくれるという家人と共に帰省し、朝から片付け仕事をしてひと汗かき、昼食は蕎麦と寿司とラーメンのどれがよいかと聞いたらラーメンがいいというので老舗ラーメン店『北京屋』に行ってみた。
ここのラーメンは小振りで、一般的な普通盛りのラーメンを食べたかったら「大盛り」、世間並みの「大盛り」を食べたかったら「大大盛り」を注文するのが常連の作法らしいのだけれど、昨年の夏に訪ねたら常連は普通盛りのラーメンに冷やし中華を併せて注文しているのでなるほどと感心し、今年の夏はそれを真似してみた。

素人がインターネット上で発信する食べものガイドはラガーナイフのように殺傷能力のある歯に衣着せぬ辛辣な批評が多くて、ネットで検索して読んでみたりするとはらはらしたり目を覆いたくなったりする。人が人として人の営為に人前で言及するなら寸止めが大切なような気がするのだけれど、そう思わない者も多いらしい。
このお店の中華そばが僕は好きで、点数を付けるとずいぶん甘めの点を付けてしまうのだけれど、そこには舌で感じる科学的な味わい以外に、どちらかと言えば文学的でないと表現できないようなある人々から見れば添加物的な評価が雑味として多分に加わっているのだと思う。

「(甘いのかも知れないな)」と自分の評価を客観的に見直しつつも、市内有名ラーメン店の息子が二人口を揃えて
「北京屋?、あああそこのラーメンは美味いね!」
と褒める酸いも甘いも噛み分けた同業者同士の評価に味わいを感じるし、
「化学調味料?ああ魔法の粉ね。商売物では内緒だけど少なくとも自分たちの賄い料理には必ず入れるよ。だってぐっと食が弾むんだもん」
などと豪快に笑う知り合いの料理人の正直さも心地よい。
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「ごちそうさま、美味しかった」
食べ終えて勘定をしていたら店内に極真空手大石道場のポスターが貼られており、よく見たら友人の息子の空手着姿が映っていた。可愛い友人の息子という贔屓目もあるのかも知れないけれど、どの子より一番構えが様になっているような気がする。

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▲今朝の「先割れくん」

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