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三好春樹主催・生活とリハビリ研究所サイトの管理日誌です。
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2008年05月08日(木曜日)の日記
■五月の風を泳ぐ

静岡県清水入船町。
5月4日、エスパルスドリームプラザ駐車場での『あっ朝市』終了後、友人たちと一緒に人工海浜に出たらヨットのマストに掲げられた鯉のぼり越しにかろうじて富士山が見えた。

その気になれば海辺から歩いて山に登れるような地勢なので、この町はいわば海水と淡水が入り交じった汽水域のような場所とも言えるわけで、海にもなぜか鯉のぼりが似合ってしまう。
エスパルスリームプラザで『昭和レトロ展』を見てから一端入江南の実家に戻り、荷物をまとめて大内の保蟹寺まで墓参りに向かう。

静岡県清水大内。
今年も塩田川の上を鯉のぼりが泳いでいた。
「あっ、カワセミ!」
と家人が歓声を上げ、そういえば昨年の春、病気療養中の友人を庵原に見舞ったら、山切川脇にカワセミが飛んだのを思い出した。海辺から山の方へ歩けばこの町にはすぐにカワセミが住めるような川がまだある。
塩田川上流方向で山を切り崩して何かの造成が行われているようで、風の子保育園のこちら側だろうか。むき出しになった赤土が痛ましい。

めぐまれた自然環境の中で、郷土を育んだ里山であろうと古墳であろうと、どんどん切り崩して何かを始めてしまうのも昔からこの町の得意とするところで、誰もが
「やいやい(やれやれ)…」
と心の中で溜息をついてはいるのだけれど歯止めがかからず、永遠の五月という生暖かい汽水域の中を、清水の町という鯉のぼりは口を開けたまま泳ぎ続けている。
「やいやい…」

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