饂飩店店頭帰還的釦

 

 

カブ札異聞

 

 

「おでこメガネ」こと石原様

ホームページで拝見すると,本日9月4日が誕生日だそうで,おめでとうございます。 そうですか,もう46歳におなりですか,じゃなかった。まだ46歳ですか,はぁ・・・(意味不明のため息)。

誕生日のお祝いに,一昨日入手した「軍人将棋」をプレゼントします。
赤羽の古風な,というよりほとんど閉店状態のおもちゃ屋(文具店?)を教えていただいたお礼です。

この店には「べーごま」「ビー玉」「剣玉」「めんこ」(大阪では「べったん」)などのほかにも,映画スターのブロマイド(昔は「プロマイド」といっていた),各種のコマ,などなど,なつかしいおもちゃ類がいろいろありました。
ほとんどはほこりをかぶっていて,どれもこれも,
「もうここにあるだけ,これでお終い」
という,映画のラストシーンみたいな雰囲気を漂わせている品々でした。

店番をしていたおばあさんが耳が遠くて,要領を得ないでいると,奥からおじいさんが出てきて,これまたおぼつかない手つきで1つ1つ取り出して説明してくれるのが,なかなか風情ある味わいでした。
おそらくその1日の店の売り上げは小生の買った額だけだったのではないでしょうか?

ここで,30年来探していた「カブ札」をやっと手に入れることができました。 なんという幸運!
「カブ札」は,「花札」と並んで,日本の伝統遊具のデザインのすばらしさをよく伝えています。
「花札」の華やかな優美さに比べて,単純・簡潔なる力強さを秘めた対照的な図案です。 惚れ惚れします。

「カブ札」のほかにも,貧乏で自分の物にはできなかった「宇宙コマ」(手品コマの一種)と,「鉄コマ」(木コマに鉄や鉛を嵌め込んだ喧嘩コマの一種)などを買いました。
小生はかつて「コマ回しまあちゃん」というあだ名をとったコマ扱いの達人だったんだよ。
幼少時よりの羨望・願望が50年を経て突然実現したようで,目のくらむ思いです。

この土・日曜には,さっそくネコ2匹を相手に「カブ札勝負」やら,コマ回しやらをして,充実した休日を過ごしました。
ネコは数を数えられないのでカブ勝負にはからきし弱いです。
しかし,コマには回し始めはびっくりして逃げ腰になるけど,しばらくして慣れると強気で,かかってきます。
生意気な!恐怖の「コマ回しまあちゃん」を知らないか・・・

(閑話休題)

かようにして,50代も半ばになると,昔語りが好きになります。
直近の記憶はどんどんあやふやになるのに,昔,特に幼少時のことは鮮明に思い出したります。
忘却のかなたに沈んでいた,思いもかけないことがらが,不意によみがえってくるのは新鮮で刺激的です。
感動のあまり,脳に刻まれた無数の皺の谷に感情の鉄砲水が出て,あふれ,つい涙もろくなったりします。 感情の失禁状態です。

さて(本題にもどる)

そうですか,おでこメガネさんももう46歳になりますか・・・。 感情の失禁状態になりやすい性だから(うるわしき「サイ」君の言),お仲間になるのはもうすぐですね。
では,「よき先輩」として「悪しき後輩」を待つ。

「はまボーズ」軽薄,じゃなかった敬白。

(つづく)

 

 

 

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