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三好春樹主催・生活とリハビリ研究所サイトの管理日誌です。 |

2005年06月27日 月曜日
【形態と波動】
●●●今日の寄り道→【ポケットの波動】
高校時代は写真部に在籍し、将来は東京に出て写真家として身を立てようなどと、寝つかれぬまま自転車で夜明けの岸壁に行って横になり、豊年製油脇のテトラポッドに当たって砕ける生ぬるい波の波動を感じながら、いい加減な将来の展望を考えたりしたが、母の店に来る客に、
「写真家などというのは資産家の息子で、少なくとも3年くらい遊んで暮らせるくらいの後ろ盾があるか、親のことなど忘れて勝手気ままに暮らせるような大家族の末っ子でなければなれるもんじゃない(おめーなんかになれるわきゃねーだろーがっ!)」
などと一笑に付され、しょげた挙げ句に、それなら写真とさほど縁遠くない商業美術家(グラフィック・デザイナー)を目指そう、と思い立ったのが高校3年生の夏だった。
静岡鉄道の音羽町辺りだったと思うが、美大受験のための学校があったので通うことにし、ポスターカラーを買ってこいというので清水銀座の踏切そばに2軒並んで営業していた大きな文具店『フシミ』か『ワタイ』でそれを買ったのだった。
中学高校を通じて美術部などには在籍したことがなかったので初めての平面構成実習であり、形態と色彩が意図する波動を発するように考慮してデザインした課題を提出したら、アルバイトで講師をしている「ムサビ(武蔵野美術大学)」と「タマビ(多摩美術大学)」の学生が
「当たり前すぎて面白味がない」
とけなし、「ゾーケー(東京造形大学)」の学生が、
「平面構成で当たり前の表現をしてどこが悪い」
と反論してくれ、それ以来「ゾーケー」のファンで、今でも仕事で知り合った人が「ゾーケー」出身の人だと旧友に再会したように嬉しくなる。

Data:RICOH Caplio R1
静岡県清水上清水町。
『清水文化センター』斜め向かい、『清水中央図書館』並びの県道197号駒越富士見線沿いに立派な画材店が店開きしていて嬉しくなる。清水での新たな挑戦に心の中で拍手を送る。
『Kiyono』と看板にあるが、いったいどこから突如画材店が出現したのかとインターネットで検索したら、上清水町11番地、大小山慶雲寺近くの久能街道からちょっと入ったところに『清野画荘』という画材店が存在し、おそらくそのお店が文化センター近くにお店を出したのだろう。清水の町に文化の灯火が一つ増えたようで嬉しい。
さらに自転車を漕いで県道197号駒越富士見線を南下し清水北矢部町2丁目に差し掛かったら「自家製天然酵母」の幟を掲げた新しいパン屋ができていた。

Data:RICOH Caplio R1
『ベルーフ』というお店でインターネット上にサイトもあるので訪ねてみたら、この建物は『形態波動エネルギー研究所』所長の足立育郎氏が設計したものだそうで同研究所のサイトを訪問してみた。この方はなかなかの話題の人らしいのでインターネット検索でトンデモナイほどにヒットする。
「形態波動エネルギー研究所は未来の時空間より情報を得、全ての存在(エネルギーも物質も)が波動から成り立っていることを宇宙の仕組みとして受けとめ現代科学の枠組みにとらわれず研究を行い科学的に検証し、地球という星の文化がより自然の法則に適って調和のとれた方向へ変換するための役割を行います」(形態波動エネルギー研究所設立主旨より)
頭が悪いのでこういう“口当たりが良いくせに噛み下しにくい理念”の理解が苦手なのだが、かつて形態波動グッズなども販売されるというちょっとしたブームがあったそうで、『形態波動カード』なる素人にもわかりやすい商品も売られていたらしい。カードに描かれた図柄が波動を発しており、そのカードを見つめていたら頭痛が消えたなどという人もネット上にいた。
へぇ〜と思うのは“形態が波動を持つ”ので波動を持ったカードをコピー機でコピーすると形態だけでなく波動自体もコピー可能になるらしい……ということはこの建物の形態もまた形態波動研究の成果を元に波動を発しているとすれば、日記に掲載したこの写真もまた波動を発していることになる。形態波動を感じる人は幸せなことにエネルギーを感じて頭痛が消えたり、自我が希薄になって“良い人”になったりするらしいので、この日記を見て波動を感じた人は「お気に入り」に登録するか自分のパソコンに画像を保存して毎日見ると良いかもしれない。

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【ポケットの波動】
真夏のような日ざしにうんざりし、冷たいお茶でも買って休憩したいなぁと思うと、ついつい清水村松原の稲荷神社に足が向いてしまう。
境内が小高い場所にあり大楠が日ざしを遮ってくれるので非常に居心地が良く、心地よい風が吹いていることが多い。極小の地域気象のようなもので、どうしてかは形態波動の説明より楽そうな気もする。
年寄りや子どもにこれ程利用されている境内も珍しく、ゲートボールをしたり木陰で休息をして心からのんびりを楽しむお年寄りを必ず見かけるし、遊んでいる子どもたちはいつも笑顔でのびのびしている。本当に良くできた神社だと思うが、「のんびり」も「のびのび」も形態の波動より高次な理由でそこに存在しているように見える。

何だか眠くなってあくびをし、ベンチでボーッとしていたらポケットの携帯が波動を発し、それは本郷三丁目交差点近くの出版社からかかってきた仕事の督促電話だった。
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