過去の日記


ケアの方舟

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リンク切れが多くなったのでリンクは【改装中】です。今までのサイドバーリンクは散歩道として徐々に内部に復元させます。

 


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【今月の栞】
 その遊びというのは、ふたりいればできる。ひとりがかくれんぼのおにのように眼をつむって待っている。そのあいだに他のひとりが道ばたや畑にさいているさまざまな花をむしってくる。そして地べたに茶飲茶碗ほどの――いやもっと小さい、さかずきほどの穴をほりその中にとってきた花をいい按配に入れる。それから穴に硝子の破片でふたをし、上に砂をかむせ地面の他の部分とすこしもかわらないようにみせかける。
「ようしか」とおにが催促する、「もうようし」と合図する。するとおにが眼をあけてきてそのあたりをきょろきょろとさがしまわり、ここぞと思うところを指先でなでて、花のかくされた穴をみつけるのである。それだけのことである。
 だがその遊びに私たちが持った興味は他の遊びとはちがう。おににかくしおおせて、おにを負かしてしまうということや、おにの方では、早くみつけて早くおにをやめるということなどにはたいして興味はなかった。もっぱら興味の中心はかくされた土中の一握の花の美しさにつながっていた。
 砂の上にそっとはわせてゆく指先にこつんとかたいものがあたるとそこに硝子がある。硝子の上の砂をのける。だがほんのすこし。ちょうど人さし指の頭のあたる部分だけ。穴からのぞく。そこには私たちのこのみなれた世界とは全然別の、どこかはるかなくにの、おとぎばなしか夢のような情趣を持った小さな別天地があった。小さな小さな別天地。ところがみているとただ小さいだけではなかった。無辺際に大きな世界がそこに凝縮されている小ささであった。そのゆえにその指さきの世界は私たちをひきつけてやまなかったのである。

新美南吉『花をうめる』より


Only children value friendship more than other people,
because it's so important to them.

電脳六義園通信所の日記『僕の細道』は携帯電話やPDAを使って時には寝転がりながらきわめてずぼらに更新されていますのでそれなりの内容になっています。サイト更新機材について問い合わせを受けることが増えてきたのでここにまとめておきます。
SHARP Zaurus SL-C3200またはFUJITSU POCKET LOOX v70ときにはSONYのmyloを使用して文章を書き、解約して白ROM化した初代W-ZERO3にPocketPictureというフリーのペイントソフトをインストールして絵を描き、仕事場のMacintoshに宛てて無線LAN経由で送信し、OS X 上の Adobe Dreamweaver CS3 で郷里静岡県にあるサーバーにアップロードしています。


2008年05月08日(木曜日)の日記
■五月の風を泳ぐ
  2008年05月11日(日曜日)の日記
■夕暮れと『ヤマタカみそ』
    2008年05月12日(月曜日)の日記
■渚の鶏飯

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僕の寄り道――電気山羊は電子の紙を食べるか

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2008年05月13日(火曜日)の日記
■清水は死なず

 


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5月11日、静岡県清水の清水市民活動センターで「清水湊に於ける廻船問屋の成立について」と題した北村欽哉氏の公開講座を聴き、ご一緒した友人たちと松井町の蕎麦屋で昼食をとり、フェルケール博物館で金子高見さんの個展を見て立ち話をし、アオキトランスの所から清水港線跡の遊歩道を歩いてJR清水駅に向かう。

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ストックトン橋の下の植え込みにアザミが咲いていた。
 
町中の路傍に咲くアザミというのは開花時が近づくとびっしりとアブラムシがたかって見るに忍びない事が多いのだけれど、まだ開花前なので緑が清々しい。とはいうもののアップの写真をよく見るとそろそろアリがたかり始めている。

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鋼鉄製の橋脚に落書きがあって
「SHIMIZ never die」
と書かれていた。

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「(こんな言葉を書きたい奴がいるんだなぁ)」
と興味がわき、どんな奴が書いたんだろうと落書き中の姿を思い浮かべてみたけれど、続けて
「; she just fade away.」
と書かないところを見るとやはり普通の若者なのだろう。

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▲今朝の「先割れくん」

 


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